前回の豆知識で虫歯の成り立ちを説明しました。その時出てきたプラークという言葉は多くの人がテレビなどで耳にした事があるかと思います。
ではプラークって一体何なのか?について今回はお話していこうと思います。
歯磨きをしないで丸一日も経つと歯の表面に白くネバネバしたクリーム状ものが付いてきます。これがプラークです。歯垢とも呼ばれますね。一見プラークは食べ残しのカスや垢のように思われがちなのですが違います。実は細菌の塊なんです。プラークを器具で取り患者さんにお見せすることがありますがこの1mgの中に何と10億の細菌が存在すると言われていますので器具に付いてるほんのわすがなプラークですら数百億の菌が…
これにより近年はプラークを歯垢ではなくバイオフィルムと呼ぶ事が多くなりました。
細菌の塊はさらにお砂糖から多糖体を作りバリアを作って自分たちの住みよい環境を作り上げています。そのため機械的にプラークを落とすことがお口の中の環境をよくするにはとても大切になってきます。機械的というのは歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシ等を用いてプラークを除去していくことになります。
プラークは虫歯や歯周病を進行させる、お口中の最大の敵です。
当院でも専門の機械を使い、さらに高度に歯科衛生士がプラークを除去する事ができます。
4ヶ月に1度はお口の中の環境を良くするクリーニングを受けましょうね。
あなたの歯を守り、
笑顔をつくるお手伝い♪
はぐみの杜デンタルクリニック