歯周病は細菌によって引き起こされ進行していくという話を以前の歯の豆知識でしましたがお口の中にはなんと500種類を超える細菌がいるといわれています。全部が悪さをする菌ではないのですが、中には歯周病を引き起こす菌も何種類かいるのです。
これらの菌が集まりプラークを作ります。このプラークにより歯周病が引き起こされてしまいます。歯周病菌は嫌気性菌と呼ばれ酸素が苦手なので、歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)で増えやすいのです。そして歯ぐきに炎症を起こしてを歯を支えている骨を溶かしていきます。
もともとは歯周病は原因菌によるもので、磨き残したプラークにより歯周病になるという事はぜひ覚えておいて欲しいのですが、私や歯科衛生士が治療にあたる際は他の要因も探ります。適切な患者さんに合った歯ブラシの仕方は第一にお伝えするのですが、そのほかにも歯ぎしり・くいしばり、歯並び、お煙草、妊娠などによるホルモンの変化、栄養バランス、遺伝的素因、生活スタイルなどにより歯周病を悪化させる事がありますのでこれらの事も関与していないか診察してアドバイスしています。
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はぐみの杜デンタルクリニック